MINKAの家具についてさらに詳しくご紹介します |
Q 主な材種は広葉樹、の広葉樹とはどんな木ですか |
日本の木では欅(けやき)、楢(ナラ)、ブナ、タモ、桜、朴(ほお)、樺(かば)、楓(かえで)、栗・・・等など。 葉が丸く、秋に紅葉して冬には葉が落ちる木です。 一般に材質が堅く「硬木」とも呼ばれ、丈夫で木目の美しいものが多い、とされています。 |
Q どんな木を使っているのですか |
現在、MINKAでは山桜、栗、栃、楓、水目桜、タモなどの広葉樹を使っています。タモ以外は全て日本の木です。どの樹種もそれぞれの雰囲気があります。 ただ国内の広葉樹は現在、大径木も少なく流通量も多くありません。その為、品質、価格ともに安定しているとはいえない状況です。 MINKAでは品質、価格安定を目指し、丸太原木での買い付けも進めています。 |
Q どうして広葉樹を使うのですか |
成長がゆっくりな広葉樹は様々な木目や色合いを持っています。 一般に材質が硬いのでホゾも緩みにくく、丈夫でしっかりした家具ができます。 |
Q 広葉樹以外の材は使わないのですか |
オリジナルの家具ではごく一部のパーツ以外は使っていませんが、オーダーの場合は可能な限りご要望に応じたいと思っています。 一般に針葉樹は柔かいものが多く、例えばホゾ組みは大きめのものが必要でデザインが限られてくる、使用の際、打ちキズやへこみがつきやすい、など様々なおすすめでない理由がありますが、製作するものや用途にもよりますので、まずはご相談下さい。 |
Q 無垢材以外は使わないのですか |
オリジナルの家具では引出しの底板以外に合板は使っていませんが、ご要望やご予算に応じて合板も使います。 特に扉のあるキャビネット内の棚板など外観上、見えにくいところは合板を使用すると軽量化にもなります。 逆にオリジナル家具の引出しの底板も無垢材で、など全てを無垢材で製作することももちろん可能です。 |
Q ホゾ組みとは何ですか |
板や角材を組み合わせる技法の1つです。 一方をホゾ(凸)、もう一方をホゾ穴(凹)に加工し、これらを組み合わせて接合します。 ネジなどは使いません。 ホゾ、ホゾ穴の形状は簡単なものから複雑なものまで様々です。 複雑なものほど手間がかかり費用がかかりますが、必要な強度は構造によって様々ですので、必要に応じた範囲でなるべく費用が抑えられる組み方を考えます。 かどいって、デザイン優先で形だけ組んだようなホゾは意味がありません。 デザイン、構造、強度、木の性質、費用の面から最良なものを考えます。 |
Q オイル仕上げとは何ですか |
ごく簡単には、植物油などが主成分の塗装用に配合されたオイルを木の表面にしみ込ませるように塗装し、耐久性を高める塗装方法、のことです。 MINKAでは塗っては拭き取る、を繰り返し、間でペーパーサンディングも行います。 塗装回数を多く手をかけていくと、耐久性は高くなり、ツヤ、手ざわりに差が出てきます。 柔かく深みのある木の表情も現われてきます。 |
Q そのオイルとは具体的に何ですか |
MINKAでは現在、主にドイツリボス社のもので主成分が亜麻仁油のものを使用しています。 一口に塗装用オイルといっても、国内外、大小様々なメーカーの商品がたくさん販売されています。 内容も合成樹脂塗料とあまり差がないものもあり、価格も様々です。 オイル仕上げは「塗膜を作らないので耐久性が低い」とも言われますが、MINKAでは汚れがつきにくく撥水性が高いもの、かつ合成樹脂を含まないものを選んでいます。 |
Q どうしてオイル仕上げにするのですか |
その木のもつ自然な風合いを保ちつつ、表面はサラッとした仕上がりになります。 柔かく温かみのある感触が心地良いです。 塗膜を作らないので、はがれるという心配がなく、キズ、汚れの修復が家庭でもある程度可能、などメンテナンスが容易なことや、キズなどが目立ちにくく年数を経てなじんでくるので経年変化が美しいことなども魅力です。 |
Q オイル以外の塗装はできないのですか |
下駄箱などより強度な塗膜を必要とする場合や特にご希望がある場合など、オイルにウレタンを混合するなど、ケースバイケースで対応します。 ウレタンを含むと割合にもよりますが、仕上がりは少し硬い感じになります。 |
Q 着色はしないのですか |
可能な範囲でご希望に応じたいと思っています。 着色のデメリットはキズなどはがれてしまった部分は下地の色がでてしまうことです。 その木のもつ雰囲気を色を含めて楽しむことができるのが無色のオイル仕上げの魅力の一つですが、例えば濃い色をご希望の場合、選択できる樹種に限りがあります。 着色であればその選択肢も広がります。 木地そのものの雰囲気と相容れるようなきれいな着色を模索し、なるべくご希望に添えるよう努力しています。 |
Q 家具のお手入れは難しくないですか? |
日常使いでは例えばテーブルなど普通にフキンで拭くなどで結構です。 特別なことはあまり必要ありませんが、特にお手入れをという場合は植物性油が主原料の家具用ワックスなどをお使い下さい。 (ご使用の際は目立たないところで試し塗りをされることをお勧めします。) 化学性のワックスや化学ぞうきんは変色することがありますので使用しないで下さい。 |
Q オリジナルのテーブル、デスクに4本脚タイプが多いのは? |
安定がよく構造的に優れているのに加え、すっきりしたスタイルで掃除などもしやすい、などデザインと構造のバランスの良さと生活上の視点から、です。 幕板と4本の脚を接合することによって全体の強度を出す、温度、湿度により動きやすい無垢材の天板の反りを抑える、などのことが同時にできる構造になっています。 さらに、本体と同素材の補強や天板止めなど他にも色々な形でその構造を強化しています。 もちろんフルオーダーされる場合は構造(強度の問題)を考慮した上で、4本脚タイプに限らず、ご希望に応じたデザインで製作いたします。 |
Q 丸テーブルの使用人数の目安は? |
おおよそ以下のとおりです。 直径1500o 8人 直径1300o 6人 直径1200o 5人 直径1000o〜1100o 4人 丸テーブルは人数の調整がしやすいのが魅力の1つですので、椅子の必要のないローテーブルは特におすすめです。 |
Q オーダー家具はまず何から注文すればよいのですか |
「家具のオーダーの流れ」をご参考下さい。 |
Q オーダー家具の価格の目安はありますか |
MINKAの家具の一部についてです。(抜粋して一覧表にしています。詳しくは各ページをご覧下さい。) フルオーダーをご希望の際は近いサイズ、仕様などの価格の目安として考えていただけましたらと思います。 |
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商品名 | 幅×奥行×高さ(o) | 税込価格 |
●デスク | ||
パーソナルデスク | 900×600×720 | \88,000〜 |
ライブラリーテーブル | 1050×450×720 | \72,000〜 |
ワーキングテーブル(スタンダード) | 1050×450×720 | \56,000〜 |
ワーキングテーブル(ワイド) | 1050×600×720 | \60,000〜 |
●テーブル | ||
ダイニングテーブル | 1500×800×700 | \185,000〜 |
ダイニングテーブル | 1800×800×700 | \195,000〜 |
丸テーブル | 直径1200×300 | \190,000〜 |
丸テーブル | 直径1300×300 | \200,000〜 |
chabuテーブル | 直径600×300 | \74,000〜 |
●椅子 | ||
パーソナルチェア | \69,000〜 | |
ラダーバックチェア | \59,000〜 | |
トリスチェア | \37,000〜 | |
●本棚 | ||
棚板3段(無垢材の背板あり) | 800×280×1140 | \115,000〜 |
棚板3段(背板なし) | 800×280×1140 | \100,000〜 |
●キャビネット | ||
キャビネットはひと括りにするのは難しいです。 例えば、 扉の有無(有りの場合、片開きか両開きか、ガラス扉か木扉か・・・) 引出しの有無とその数 背板の有無(有りの場合、無垢か合板か) 棚の有無(有りの場合、何段か、棚板は無垢か合板か・・・) などざっと挙げただけでもご希望がかなり細かく分けられ、それに応じて価格もかなり変わってくるからです。 キャビネットのページもご参考下さい。 |
Q 見積りについて教えてください |
主には使用する木材、塗装用オイル、家具金物、などの材料費と工賃などの合計になります。 配送設置費は別途となります。 大きなテーブルや箱状のもの(本棚やキャビネットなど)は使用する木材や塗料(塗装面積が広いので)の量が多く、材料費も多くかかります。 また、扉の多いキャビネットなどは蝶番などの金物(長期間の使用に耐えられる丈夫な家具金物を選んでいます。)の数が多く、金物代が多くかかります。 比較的木材量の少ないものでも構造の複雑なものは工程が長く工賃が多くかかります。 外見は同じようでも構造上の選択肢は色々あります。 お見積りの際はなるべく費用を抑えられる構造を検討します。 また、ご希望に応じて、全てを無垢材ではなく目立たない部分に合板を使用したり、引出しなどに金属製スライドレールを使用して、費用を抑えられるよう検討します。 |
Q セミオーダーとは何ですか |
主にはオリジナル家具のサイズ変更などです。 すでにお使いになっている家具などと組み合わせるため、または身長や体型など体に合わせるため、サイズを大きくしたり小さくしたりすることです。 木材量が大きく変わらない範囲のサイズ変更は追加料金はかかりません。 他にも例えば引出しを無しにする、増やすなどデザインの部分的な変更も可能です。 |
Q 配送設置費はどのくらいかかりますか |
大型の家具などは東広島市とその周辺の市町村は可能な限り直接お届けいたします。 配送設置費につきましては概ね以下のとおりです。 東広島市\2,000〜、 東広島市外\3,000〜 (家具のサイズ、構造、設置場所により異なります。) 椅子やスツールなどの中型の商品は宅急便にてお届けいたします。 例えば椅子1脚を関東地方にお送りした場合、約\2,000となります。 直接お届けできない大型の商品はクロネコヤマトのらくらく家財宅急便にてお届けいたします。 2人の配送員が配送から、設置、梱包材の片付けまで行います。 商品の大きさと地域によりますが例えば関東地方にお送りした場合、約\4,000〜\12,000となります。 詳しくはお見積りいたします。 |